
サブロー
【危険物乙6】受験者必読 !!『危険物取扱者試験 乙6 』の資格取得を最終的な目的とし、試験に出そうな内容をピックアップして出題します。丸暗記するくらい解いていきましょう!!!
Question.56 第6類危険物の性状として、誤っているものを選べ。
分類:危険物の性質
1. 強酸化剤であるが、高温になると還元剤として作用する。
2. 加熱すると分解して酸素を発生するものがある。
3. 多くは腐食性があり、発生する蒸気は有毒なものが多い。
4. 自体は不燃性である。
5. 有機物などに接触すると発火の恐れがある。
+正解は・・・・・(クリックして下さい)
Answer.56:1
【解説・補足】
1. (✖) 強酸化剤であるが、高温になると還元剤として作用する。
⇨高温になったからといって、還元剤として作用することはない。
2. (〇) 加熱すると分解して酸素を発生するものがある。
⇨問題分の通りである。硝酸がその例にあたる。
3. (〇) 多くは腐食性があり、発生する蒸気は有毒なものが多い。
⇨問題分の通りである。
4. (〇) 自体は不燃性である。
⇨問題分の通りである。
5. (〇) 有機物などに接触すると発火の恐れがある。
⇨問題分の通りである。
Question.57: 第6類の危険物の火災予防、消火の方法で誤っているものを選べ。
分類:危険物の消火
1. 還元剤との接触を避ける。
2. 必要に応じて手袋や防毒マスクを着用する。
3. 貯蔵する容器は、耐酸性のものを使用する
4. 一般に水系の消火剤を使用するが、水と反応するものは避ける。
5. 火源があれば燃焼するので、取扱いに充分に注意する。
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Answer.57:5
【解説・補足】
1. (〇) 還元剤との接触を避ける。
⇨問題分の通りである。他に可燃物、有機物との接触も避ける⇨爆発する可能性有!
2. (〇) 必要に応じて手袋や防毒マスクを着用する。
⇨問題分の通りである。皮膚が腐食したり、有毒ガスが発生する可能性あり。
3. (〇) 貯蔵する容器は、耐酸性のものを使用する
⇨問題分の通りである。
4. (〇) 一般に水系の消火剤を使用するが、水と反応するものは避ける。
⇨問題分の通りである。ハロゲン間化物は水と反応するので避ける。
5. (✖) 火源があれば燃焼するので、取扱いに充分に注意する。
⇨第6類は不燃性なので、それ自体は燃えないので間違いである。
Question.58: 第6類の危険物の消火方法として、次のうち誤っているものを選べ。
分類:危険物の消火
1. 多量の水を用いる場合、危険物が飛散しないように注意する。
2. ハロゲン間化合物の火災には大量の水で消火するのが効果的である。
3. 腐食性があるので、皮膚を保護して消火する。
4. 流出事故の際は、乾燥砂をかけるか中和剤で中和する。
5. 膨張ひる石、膨張真珠岩は全ての第6危険物に有効な消火方法である。
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Answer.58:2
【解説・補足】
1. (〇) 多量の水を用いる場合、危険物が飛散しないように注意する。
⇨問題分の通りである。
2. (✖) ハロゲン間化合物の火災には大量の水で消火するのが効果的である。
⇨ハロゲン間化合物は水と反応し、猛毒の『ふっ化水素ガス』が発生する。
3. (〇) 腐食性があるので、皮膚を保護して消火する。
⇨問題分の通りである。
4. (〇) 流出事故の際は、乾燥砂をかけるか中和剤で中和する。
⇨問題分の通りである。
5. (〇) 膨張ひる石、膨張真珠岩は全ての第6危険物に有効な消火方法である。
⇨問題分の通りである。
Question.59:過塩素酸の性状として、次のうち誤っているものを選べ。
分類:危険物の性質
1. 空気中で激しく発煙する。
2. 腐食性を有する物質である。
3. 無水物は銅や亜鉛等と激しく反応して、酸化物を生じる。
4. 蒸気は目や器官を刺激する。
5. 常温で強酸化剤であるが、加熱すると還元剤となる。
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Answer.59:5
【解説・補足】
1. (〇) 空気中で激しく発煙する。
⇨問題分の通りである。
2. (〇) 腐食性を有する物質である。
⇨問題分の通りである。
3. (〇) 無水物は銅や亜鉛等と激しく反応して、酸化物を生じる。
⇨問題分の通りである。
4. (〇) 蒸気は目や器官を刺激する。
⇨問題分の通りである。
5. (✖) 常温で強酸化剤であるが、加熱すると還元剤となる。
⇨過塩素酸は強酸化剤である、加熱しても還元性にはならない。
Question.60:硝酸の貯蔵、取扱いについて、次のうち誤っているものを選べ。
分類:危険物の取扱い
1. 可燃物との接触を避ける。
2. 安定剤として還元性物質を加えて貯蔵する。
3. 人体に触れると薬傷を生じることもあるので、接触しないように注意する。
4. 分解して発生する二酸化窒素は吸い込まないように注意する。
5. 高濃度のものは水と反応すると発熱するので、換気のよい湿気の少ない場所で貯蔵する。
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Answer.60:2
【解説・補足】
1. (〇) 可燃物との接触を避ける。
⇨問題分の通りである。
2. (✖) 安定剤として還元性物質を加えて貯蔵する。
⇨還元剤を加えると発火する危険性があるので間違い。
3. (〇) 人体に触れると薬傷を生じることもあるので、接触しないように注意する。
⇨問題分の通りである。
4. (〇) 分解して発生する二酸化窒素は吸い込まないように注意する。
⇨問題分の通りである。
5. (〇) 高濃度のものは水と反応すると発熱するので、換気のよい湿気の少ない場所で貯蔵する。
⇨問題分の通りである。

モグゾー
それでは、今回はここまで。最後までお読みいただきありがとうございました!
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2021年3月6日公開 | 2021年3月6日更新

