
物質とは、物体を構成する素材のことであり、物質を作っている構成は下図のようになっています。
では、次の項から細かく説明していきます。
目次
純物質と混合物
純物質
一種類の物質でできているもの。成分の比率、性質がどの部分でも同じ物質である。単一成分であるため、2つ以上の成分に分けることはできない。
混合物
二種類の物質が混じり合っている物質である。化学式がかけない。
例:空気、石油、海水など。
単体と化合物
単体
一種類の元素(単一の元素)からなる物質のことである。
例:酸素(O2)、窒素(N2)、炭素(C)など。
化合物
二種類以上の元素からなる物質のことである。化学式がかける。
例:水(H2O)、食塩(NaCl)、二酸化炭素(CO2)など。
元素と原子
元素
物質を構成する基本的成分で、それぞれの固有の元素記号で示される。元素は、アルファベット1文字、または2文字の元素記号で表す。
例:酸素原子(O)、水素原子(H)、炭素原子(C)など。
原子
物質を構成する最も基本的な粒子である。分割できない元素として最小の要素である。
物質の三態
物質は、温度や圧力の条件を変えると、『気体』、『液体』、『固体』の3つの状態をとる。
この物理的状態を【物質の三態】と呼ばれます。各々の変化の名称を下記で説明していきます。
①液化
⇨ 気体が液体になる変化のことである。『凝縮』とも呼ばれる。
②気化
⇨ 液体の表面から気体が発生する変化のことである。
③融解
⇨ 固体が液体になる変化のことである。『液化』とも呼ばれる。またこの時の温度を『融点』と呼ぶ。
④凝固
⇨ 液体が固体になる変化のことである。またこの時の温度を『凝固点』と呼ぶ。
⑤昇華
⇨ 液体を経ずに、固体から直接気体に変化、または逆に気体から直接固体に変化することである。

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