
サブロー
【危険物乙6】受験者必読 !!『危険物取扱者試験 乙6 』の資格取得を最終的な目的とし、試験に出そうな内容をピックアップして出題します。丸暗記するくらい解いていきましょう!!!
Question.66 過塩素酸の性状で、正しいものはどれか。
分類:危険物の性質
1. ガラスや陶磁器なども腐食する。
2. 強力な酸化剤で、酸化性は塩素酸よりも強い。
3. 過塩素酸自体は不燃性であるが、加熱すると爆発する。
4. 空気中で塩化水素を発生させ、褐色に発煙する。
5. 赤褐色で刺激臭のある液体である。
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Answer.66:3
【解説・補足】
1. (✖) ガラスや陶磁器なども腐食する。⇨ 鉄や銅などは酸化するので使用できないが、ガラスや陶磁器は反応しない。
2. (✖) 強力な酸化剤で、酸化性は塩素酸よりも強い。 ⇨ 強力な酸化剤であるが、塩素酸よりは弱い。
3. (〇) 過塩素酸自体は不燃性であるが、加熱すると爆発する。⇨ 問題文の通り。
4. (✖) 空気中で塩化水素を発生させ、褐色に発煙する。 ⇨ 褐色ではなく白色に発煙する。
5. (✖) 赤褐色で刺激臭のある液体である。 ⇨ 無色の液体である。色があるのは発煙硝酸のみである。
Question.67: 一般に第6類の危険物の火災における消火方法で誤っているものを選べ。
分類:危険物の消火方法
1. 直射日光や熱源を避けて貯蔵する。
2. 貯蔵容器は破損、腐食しやすいので注意する。
3. 酸化力が強く、可燃物や有機物との接触を避ける。
4. 水系消火剤の使用は適さないものがある。
5. 自己燃焼性があり、不安定で衝撃や摩擦等により爆発するので、取扱いに注意する。
+正解は・・・・・(クリックして下さい)
Answer.67:5
【解説・補足】
1. (〇) 直射日光や熱源を避けて貯蔵する。⇨ 問題文の通り。
2. (〇) 貯蔵容器は破損、腐食しやすいので注意する。⇨ 問題文の通り。
3. (〇) 酸化力が強く、可燃物や有機物との接触を避ける。⇨ 問題文の通り。
4. (〇) 水系消火剤の使用は適さないものがある。⇨ 問題文の通り。
5. (✖) 自己燃焼性があり、不安定で衝撃や摩擦等により爆発するので、取扱いに注意する。
⇨第6類危険物には【自己燃焼性】はない。これは第5類危険物の性状の説明である。
Question.68: 過塩素酸の性状で正しいものを選べ。
分類:危険物の性質
1. 赤褐色で粘性のある液体である。
2. 加熱すると有毒ガスが発生する。
3. 水より軽い。
4. 鉄や銅とは反応するが、イオン化傾向の小さな銀や銅とは反応しない。
5. 水にはほとんど溶けない。
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Answer.68:2
【解説・補足】
1. (✖) 赤褐色で粘性のある液体である。 ⇨ 無色の液体である。但し、粘性はある。
2. (〇) 加熱すると有毒ガスが発生する。⇨ 問題文の通り。塩化水素が発生する
3. (✖) 水より軽い。⇨ 第6類危険物は水より重い(=比重が1より大きい)
4. (✖) 鉄や銅とは反応するが、イオン化傾向の小さな銀や銅とは反応しない。 ⇨ イオン化傾向の小さい金属にも反応する。
5. (✖) 水にはほとんど溶けない。⇨ 第6類危険物は水に溶けやすい。
Question.69:過酸化水素の性状で誤っているものを選べ。
分類:危険物の性質
1. 水と任意の割合で混合する。
2. 濃度の高いのものは、皮膚、粘膜を侵す。
3. 強力な酸化剤であるが、還元剤として作用するものもある。
4. 濃度の高いものは引火性がある。
5. 無色で水より重い液体である。
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Answer.69:4
【解説・補足】
1. (〇) 水と任意の割合で混合する。⇨ 問題文の通り。
2. (〇) 濃度の高いのものは、皮膚、粘膜を侵す。⇨ 問題文の通り。
3. (〇) 強力な酸化剤であるが、還元剤として作用するものもある。
⇨ 問題文の通り。さらに強力な酸化剤(例:過マンガン酸カリウム)と作用する場合は、還元剤として作用する場合がある。
4. (✖) 濃度の高いものは引火性がある。 ⇨ 第6類は不燃性の液体であるので、濃度が高くても引火性にはならない。
5. (〇) 無色で水より重い液体である。⇨ 問題文の通り。
Question.70:過塩素酸の貯蔵、取扱方法について、次のうち誤っているものを選べ。
分類:危険物の性質
1. こぼれたときはおがくずやぼろ布で吸収する。
2. アルコールや酢酸などの有機物とは一緒に貯蔵しない。
3. 容器は密封し、通風のよい乾燥した冷所に貯蔵する。
4. 皮膚に触れた場合、薬傷を起こすので取扱いには注意する。
5. 腐食性があるので、鋼製の容器に直接入れない。
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Answer.70:1
【解説・補足】
1. (✖) こぼれたときはおがくずやぼろ布で吸収する。
⇨こぼれた時は、アルカリ性の液体を用いて中和する。おがくずやぼろ布などの可燃物と接触すると発火の可能性があるので間違え。
2. (〇) アルコールや酢酸などの有機物とは一緒に貯蔵しない。⇨ 問題文の通り。
3. (〇) 容器は密封し、通風のよい乾燥した冷所に貯蔵する。⇨ 問題文の通り。
4. (〇) 皮膚に触れた場合、薬傷を起こすので取扱いには注意する。⇨ 問題文の通り。
5. (〇) 腐食性があるので、鋼製の容器に直接入れない。⇨ 問題文の通り。

モグゾー
それでは、今回はここまで。最後までお読みいただきありがとうございました!
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2021年3月13日公開 | 2021年3月13日更新