
サブロー
【危険物乙6】受験者必読 !!『危険物取扱者試験 乙6 』の資格取得を最終的な目的とし、試験に出そうな内容をピックアップして出題します。丸暗記するくらい解いていきましょう!!!
Question.71 第6類危険物の下記のうち、一番比重が軽いものを選べ。
分類:危険物の性質
1. 過塩素酸 (化学式:HClO4)
2. 過酸化水素 (化学式:H2O2)
3. 硝酸 (化学式:HNO3)
4. 五フッ化臭素 (化学式:BrF5)
5. 五フッ化ヨウ素 (化学式:IF5)
+正解は・・・・・(クリックして下さい)
Answer.71:2
【解説・補足】
1. (✖) 過塩素酸 (化学式:HClO4) ⇨ 比重:1.77
2. (〇) 過酸化水素 (化学式:H2O2) ⇨ 比重:1.44
3. (✖) 硝酸 (化学式:HNO3) ⇨ 比重:1.50以上
4. (✖) 五フッ化臭素 (化学式:BrF5) ⇨ 比重:2.46
5. (✖) 五フッ化ヨウ素 (化学式:IF5) ⇨ 比重:2.30
全て比重は1以上である。ちなみに三フッ化臭素(化学式:BrF3)の比重は【2.84】である。
Question.72: ハロゲン間化合物の一般的な性状で、次のうち誤っているものを選べ。
分類:危険物の性質
1. フッ化物の多くは無色の揮発性の液体である。
2. フッ素原子が多いほど反応性に富む。
3. 多くの金属や非金属を酸化してハロゲン化物を生成する。
4. 水に溶けやすいので、火災時の消火には水系の消火剤が有効である。
5. 2種類のハロゲンからなる化合物の総称である。
+正解は・・・・・(クリックして下さい)
Answer.72:4
【解説・補足】
1. (〇) フッ化物の多くは無色の揮発性の液体である。 ⇨ 問題文の通りである。
2. (〇) フッ素原子が多いほど反応性に富む。 ⇨ 問題文の通りである。
3. (〇) 多くの金属や非金属を酸化してハロゲン化物を生成する。 ⇨ 問題文の通りである。
4. (✖) 水に溶けやすいので、火災時の消火には水系の消火剤が有効である。
⇨ ハロゲン間化物は水に激しく反応するため、水系消火剤は不適切であるので間違え。
5. (〇) 2種類のハロゲンからなる化合物の総称である。 ⇨ 問題文の通りである。
Question.73: ハロゲン間化合物の一般的な性状で、次のうち誤っているものを選べ。
分類:危険物の性質
1. 金属とは反応しない。
2. 強力な酸化剤である。
3. 2種類のハロゲンが電気陰性度の差によって互いに結合している。
4. 単独では発火しない。
5. 水と反応しやすい。
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Answer.73:1
【解説・補足】
1. (✖) 金属とは反応しない。
⇨ ほとんどの金属、および非金属と反応して、【フッ化物】を生成するので間違えである。
2. (〇) 強力な酸化剤である。 ⇨ 問題文の通りである。
3. (〇) 2種類のハロゲンが電気陰性度の差によって互いに結合している。 ⇨ 問題文の通りである。
4. (〇) 単独では発火しない。 ⇨ 問題文の通りである。
5. (〇) 水と反応しやすい。 ⇨ 問題文の通りである。
Question.74:硝酸が流出した場合の事故処理について、次のうち不適切なものを選べ。
分類:危険物の消火方法
1. 大量の水で希釈する。
2. 強化液消火剤(主成分:炭酸カリウム)を放射する。
3. ぼろ布に染みこませる。
4. 大量の乾燥砂を用いて流出を食い止める。
5. ソーダ灰で中和する。
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Answer.74:3
【解説・補足】
1. (〇) 大量の水で希釈する。 ⇨ 問題文の通りである。
2. (〇) 強化液消火剤(主成分:炭酸カリウム)を放射する。 ⇨ 問題文の通りである。
3. (✖) ぼろ布に染みこませる。
⇨ ぼろ布に染みこませると発火の危険性がある。有機物、可燃物との接触は避ける必要がある。
4. (〇) 大量の乾燥砂を用いて流出を食い止める。 ⇨ 問題文の通りである。
5. (〇) ソーダ灰で中和する。 ⇨ 問題文の通りである。
Question.75:過酸化水素の性状で、つぎのうち誤っているものを選べ。
分類:危険物の性質
1. 熱や日光により分解する。
2. 無色で水より重い(比重が1以上)の液体である。
3. 水と任意の割合で混合する。
4. 金属粉と反応して分解する。
5. 濃度が高くなると発火の危険性がある。
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Answer.75:5
【解説・補足】
1. (〇) 熱や日光により分解する。 ⇨ 問題文の通りである。
2. (〇) 無色で水より重い(比重が1以上)の液体である。 ⇨ 問題文の通りである。
3. (〇) 水と任意の割合で混合する。 ⇨ 問題文の通りである。
4. (〇) 金属粉と反応して分解する。 ⇨ 問題文の通りである。
5. (✖) 濃度が高くなると発火の危険性がある。
⇨第6類は全般的に【酸化性の液体】で、そのもの自体は【不燃性】である。濃度が高くても発火はしない。

モグゾー
それでは、今回はここまで。最後までお読みいただきありがとうございました!
下の乙6講座と問題集も是非ご覧下さい!!
2021年3月21日公開 | 2021年3月21日更新