【スキルアップ-危険物乙6】 試験対策の問題集(Q&A) 第3回

【解説･補足】

1.　(〇)　比重は1より大きい。

2.　(×)　有機化合物である。

⇨有機化合物でなく、無機化合物である。

3.　(〇)　腐食性があり、皮膚を侵す。

4.　(〇)　有毒な蒸気を発生するものが多い。

5.　(〇)　刺激臭を有するものが多い。

【解説･補足】

1.　(〇)　火気、直射日光を避ける。

2.　(〇)　金属と反応するものは、腐食防止として耐酸性の容器に貯蔵する。

3.　(〇)　通風のよい場所に保存する。

4.　(〇)　可燃物、有機物との接触を避ける。

5.　(×)　容器は密封して保存する。

⇨ほとんどのものは密封保存であるが、全てではなく、【過酸化水素】は穴の空いた栓をするなど密封はしない。

【解説･補足】

1.　(〇)　フッ素原子を多く含むものほど反応性が高い。

⇨三ふっ化臭素<<<五ふっ化臭素のほうが反応性が高い。

2.　(〇)　水と激しく反応する。

⇨猛毒で腐食性のあるふっ化水素(HF)が発生するので注意が必要である。

3.　(×)　加熱すると酸素を発生させる。

4.　(〇)　2種のハロゲンの電気陰性度の差が小さいものほど安定している。

5.　(〇)　多くの金属や貴金属を酸化させ、ハロゲン化物を生成する。

【解説･補足】

1.　(〇)　火災現場の風上で消火作業を行う。

2.　(〇)　水系の消化剤は適さないものもある。

⇨ハロゲン間化合物は水系の消火は適さない。乾燥砂による窒息消火が適切である。

3.　(〇)　炭酸水素塩類を含む消火粉末の使用は控える。

⇨電気火災、油火災には適切だが、一般火災には不適切である。

4.　(×)　加熱により生じる可燃性の蒸気が燃焼するため、窒息消火が有効である。

⇨第6類の危険物は不燃性の液体であり、可燃性の蒸気は発生しない。

5.　(〇)　危険物が流出した場合は乾燥砂をかけるか、中和剤で中和する。

【解説･補足】

1.（×)　安定剤として二酸化マンガンを加える。

⇨安定剤として有効なものは、リン酸、尿酸、アセトアニリドなどであり、二酸化マンガンは含まれない。

2.（〇)　直射日光を避ける。

3.（〇)　容器を密栓せず、通気口を設ける。

4.（〇)　流出した場合は大量の水で洗い流す。

5.（〇)　鉄粉や銅粉どの接触を避ける。