
サブロー
【危険物乙6】受験者必読 !!『危険物取扱者試験 乙6 』の資格取得を最終的な目的とし、試験に出そうな内容をピックアップして出題します。丸暗記するくらい解いていきましょう!!!
Question.16: 第6類の危険物の全ての貯蔵、取扱いの方法として共通のものではないものを選べ。
分類:危険物の性質
1. 容器で貯蔵するときは、通気孔がある容器を使用する。
2. 冷暗所に貯蔵する。
3. 酸化されやすい物品と同一場所で保管はしない。
4. 通風のよい場所で取扱うこと。
5. 皮膚を保護して取り扱うこと。
+正解は・・・・・(クリックして下さい)
Answer.16:1
【解説・補足】
1. (×) 容器で貯蔵するときは、通気孔がある容器を使用する。
⇨これが適用されるものは、第6類では【過酸化水素】のみで、他は密栓して保管である。
2. (〇) 冷暗所に貯蔵する。
⇨ 問題分の通りである。 硝酸は熱や光で分解し、二酸化窒素などが発生する。
3. (〇) 酸化されやすい物品と同一場所で保管はしない。
⇨ 問題分の通りである。 第6類は強力な酸化剤なので危険です。
4. (〇) 通風のよい場所で取扱うこと。
⇨ 問題分の通りである。 基本的な取扱いの1つです。
5. (〇) 皮膚を保護して取り扱うこと。
⇨ 問題分の通りである。 基本的な取扱いの1つです。第6類は皮膚や粘膜を侵すので危険である。(=腐食性がある)
Question.17: 次の物質のうち、過酸化水素と混合したときに、爆発の危険性がないものを選べ。
分類:危険物の性質
1. 尿酸
2. クロム
3. 鉄
4. エタノール
5. 二酸化マンガン
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Answer.17:1
【解説・補足】
1. (〇) 尿酸
⇨ 安定剤として用いられるので、この選択肢の中では尿酸との混合は爆発性はないと言える。他にリン酸、アセトアニリドがある。
2. (×) クロム ⇨ 爆発の危険性有。
3. (×) 鉄 ⇨ 爆発の危険性有。
4. (×) エタノー ⇨ 爆発の危険性有。
5. (×) 二酸化マンガン ⇨ 爆発の危険性有。
Question.18: 過塩素酸の貯蔵、取扱いの方法で誤っているものを次から選べ。
分類:危険物の性質
1. こぼれた際は、おがくずやぼろ布で吸収すること。
2. 容器を密封し、通風のよい乾燥した冷所に貯蔵する。
3. 皮膚に触れないように取扱いには注意が必要である。
4. 鋼製の容器に貯蔵しない。
5. アルコール、酢酸等の有機物と一緒には貯蔵しない。
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Answer.18:1
【解説・補足】
1. (×) こぼれた際は、おがくずやぼろ布で吸収すること。
⇨ 有機物と接触すると発火する危険性があるので、間違いである。
2. (〇) 容器を密封し、通風のよい乾燥した冷所に貯蔵する。
⇨ 問題分の通りである。空気と触れると発煙するので密封する必要がある。
3. (〇) 皮膚に触れないように取扱いには注意が必要である。
⇨ 問題分の通りである。皮膚に触れると激しい薬傷。
4. (〇) 鋼製の容器に貯蔵しない。
⇨ 問題分の通りである。腐食性があるので貯蔵に適しない。
5. (〇) アルコール、酢酸等の有機物と一緒には貯蔵しない。
⇨ 問題分の通りである。4類の可燃性危険物と接触すると発火、爆発する可能性があるので危険である。
Question.19:第6類の危険物の性質の組み合わせとして、誤っているものを選べ。
分類:危険物の性質
1. 濃硝酸:鉄と反応して激しく水素を発生する。
2. 五フッ化臭素:水と反応してフッ化水素を作る。
3. 過塩素酸:金属によっては反応して過塩素酸塩を作る。
4. 三フッ化臭素:水と反応して酸素を発生する。
5. 過酸化水素:還元剤として働くことがある。
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Answer.19:1
【解説・補足】
1. (✖) 濃硝酸:鉄と反応して激しく水素を発生する。
⇨ 希硝酸であれば水素が発生するが、濃硝酸の場合は表面に不動態を生成するため反応が進まない。(性質が異なるので注意!!)
2. (〇) 五フッ化臭素:水と反応してフッ化水素を作る。
⇨ 問題分の通りである。
3. (〇) 過塩素酸:金属によっては反応して過塩素酸塩を作る。
⇨ 問題分の通りである。イオン化傾向が高い金属と反応する。
4. (〇) 三フッ化臭素:水と反応して酸素を発生する。
⇨ 問題分の通りである。
5. (〇) 過酸化水素:還元剤として働くことがある。
⇨ 問題分の通りである。
Question.20:硝酸(HNO3)の性状として、次のうち誤っているものを選べ。
分類:危険物の性質
1. 酸化力は極めて強い。
2. 有機物に接触すると、発火させる危険性がある。
3. 湿気を含む空気中では発煙する。
4. 光や熱では分解されないので、透明のビンで保存する。
5. 皮膚に触れた場合、薬傷を起こすので危険である。
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Answer.20:4
【解説・補足】
1. (〇) 酸化力は極めて強い。
⇨ 問題分の通りである。第6類は酸化性液体で酸化力が高い性質を持っている。
2. (〇) 有機物に接触すると、発火させる危険性がある。
⇨ 問題分の通りである。
3. (〇) 湿気を含む空気中では発煙する。
⇨ 問題分の通りである。
4. (✖) 光や熱では分解されないので、透明のビンで保存する。
⇨ 硝酸は光や熱で分解され、黄褐色になり、分解して窒素酸化物、酸素が発生する。
5. (〇) 皮膚に触れた場合、薬傷を起こすので危険である。
⇨ 問題分の通りである。
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モグゾー
それでは、今回はここまで。最後までお読みいただきありがとうございました!
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2021年2月10日公開 | 2021年2月10日更新

