
サブロー
【危険物乙4】受験者必読 !!『危険物取扱者試験 乙4 』の資格取得を最終的な目的とし、試験に出そうな内容をピックアップして出題します。丸暗記するくらい解いていきましょう!!!

Question.46:消防法別表第1に掲げる第4類危険物に該当しないものは、次のうちどれか。
分類:性質 第4類の危険物
1. アルコール類
2. 動植物油類
3. 第1石油類
4. 黄りん
5. 特殊引火物
Question.47:次の記述の中で誤っているものはどれか選べ。
分類:性質 第4類の危険物危険物
1. 第2石油類とは、灯油、軽油その他1気圧で、引火点が21℃以上70℃未満のものをいう。
2. アルコール類とは、化合物内に水酸基を有する物質のものをいう。
3. 動植物油類とは、動物の脂肉等または植物の種子もしくは果肉から抽出したものであって、1気圧において引火点が250度未満のものをいう。
4. 特殊引火物とは、ジエチルエーテル、二硫化炭素その他1気圧で、発火点が100℃以下のもの、または引火点が-20℃以下で沸点40℃以下のものをいう。
5. 第1石油類とは、アセトン、ガソリンその他1気圧で、引火点が21℃未満のものをいう。
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Answer.47:2
【解説・補足】
1. (〇) 第2石油類とは、灯油、軽油その他1気圧で、引火点が21℃以上70℃未満のものをいう。⇨ 問題分の通り
2. (✖) アルコール類とは、化合物内に水酸基を有する物質のものをいう。⇨ 炭素数が3以下の飽和1価アルコールである。そのため、化合物内に水酸基(OH基)を有していても、不飽和だったり2価だったり炭素数が多かったりすると、該当しない。
3. (〇) 動植物油類とは、動物の脂肉等または植物の種子もしくは果肉から抽出したものであって、1気圧において引火点が250度未満のものをいう。⇨ 問題分の通り
4. (〇) 特殊引火物とは、ジエチルエーテル、二硫化炭素その他1気圧で、発火点が100℃以下のもの、または引火点が-20℃以下で沸点40℃以下のものをいう。⇨ 問題分の通り
5. (〇) 第1石油類とは、アセトン、ガソリンその他1気圧で、引火点が21℃未満のものをいう。⇨ 問題分の通り
仮使用:市町村長等の承認を受けて、変更工事以外の部分を仮に使用すること。
参考講座☞☞☞【スキルアップ-危険物乙4】『アルコール類』_第14回
Question.48:保有空地を必要としない施設はどれか選べ。
分類:法令 保有空地
1. 屋内タンク貯蔵所
2. 製造所
3. 屋外貯蔵所
4. 一般取扱所
5. 屋外タンク貯蔵所
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Answer.48:1
【解説・補足】
1. (〇) 屋内タンク貯蔵所⇨ 保有空地は不要
2. (✖) 製造所⇨ 保有空地は必要
3. (✖) 屋外貯蔵所⇨ 保有空地は必要
4. (✖) 一般取扱所⇨ 保有空地は必要
5. (✖) 屋外タンク貯蔵所 ⇨ 保有空地は必要
☆保有空地:危険物を取り扱う施設の周囲に、消火活動や延焼防止のために設けられた空地のこと。
必要:製造所、屋内貯蔵所、屋外タンク貯蔵所、簡易タンク貯蔵所(屋外)、屋外貯蔵所、移送取扱所(地上設置)、一般取扱所
不要:屋内タンク貯蔵所、地下タンク貯蔵所、移動タンク貯蔵所、給油取扱所、販売取扱所
参考講座☞☞☞ 【スキルアップ-危険物乙4】『危険物の指定数量』_第8回
Question.49:法令上、消防法に定められている危険物関係の各種手続きのうち正しいものは次のうちどれか選べ。
分類:法令 申請・届け出
1. 危険物保安統括管理者を定めた場合は、任命する10日前までに市町村長等に届け出なければならない。
2. 製造所等の用途を廃止したときは、当該施設の所有者、管理者又は占有者は遅滞なく市町村長等に届け出なければならない。
3. 製造所等の譲渡又は引渡があったときは、譲渡人又は引渡を受けたものは許可を受けた者の地位を継承し、速やかに市町村長等に届け出なければならない。
4. 危険物保安監督者を定めたときは、都道府県知事に遅滞なく届けなければならない。
5. 危険物の品名・数量又は指定数量の倍数を変更する場合は、遅滞なく市町村長等に届け出なければならない。
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Answer.49:2
【解説・補足】
1. (✖) 危険物保安統括管理者を定めた場合は、任命する10日前までに市町村長等に届け出なければならない。⇨ 『任命する10日前までに』ではなく、『遅延なく』届け出る義務がある。
2. (〇) 製造所等の用途を廃止したときは、当該施設の所有者、管理者又は占有者は遅滞なく市町村長等に届け出なければならない。⇨ 問題分の通り
3. (✖) 製造所等の譲渡又は引渡があったときは、譲渡人又は引渡を受けたものは許可を受けた者の地位を継承し、速やかに市町村長等に届け出なければならない。⇨ 製造所等の譲渡又は引渡があったときの届け出は「譲受人」又は「引渡を受けた者」が行う。
4. (✖) 危険物保安監督者を定めたときは、都道府県知事に遅滞なく届けなければならない。⇨ 危険物保安監督者を選任したときの届け出は「市町村長等」に行う。
5. (✖) 危険物の品名・数量又は指定数量の倍数を変更する場合は、遅滞なく市町村長等に届け出なければならない。⇨ 『遅滞なく』ではなく、変更しようとする日の10日前までに届けなければならない。
参考講座☞☞☞ 【スキルアップ-危険物乙4】『危険物を取り扱うための申請・届出』_第32回
Question.50:屋外タンク貯蔵所の記述で間違っているものがどれか選べ。
分類:法令 屋外タンク貯蔵所の基準
1. 屋外貯蔵タンクは、タンク内の圧力が異常に上昇した場合に内部のガスまたは蒸気を上部に放出することができる構造とすること。
2. 屋外タンク貯蔵所には、見やすい箇所に標識および掲示板を設けること。
3. 屋外貯蔵タンクのうち、底板を地盤面に接して設けるものにあっては、底板の外面の腐食を防止するための措置を講ずること。
4. 屋外貯蔵タンクは厚さ3.2mm以上の鋼板で造り、圧力タンクは最大常用圧力の1.5倍の圧力で10分間行う水張試験、圧力タンクを除くタンクにあっては水圧試験において、漏れ、または変形しないものであること。
5. 屋外貯蔵タンクは、地震および風圧に耐えることができる構造とするとともに、その支柱は、鉄筋コンクリート造、鉄骨コンクリート造その他これらと同等以上の耐火性能を有するものであること。
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Answer.50:4
【解説・補足】
1. (〇) 屋外貯蔵タンクは、タンク内の圧力が異常に上昇した場合に内部のガスまたは蒸気を上部に放出することができる構造とすること。 ⇨ 問題分の通り
2. (〇) 屋外タンク貯蔵所には、見やすい箇所に標識および掲示板を設けること。 ⇨ 問題分の通り
3. (〇) 屋外貯蔵タンクのうち、底板を地盤面に接して設けるものにあっては、底板の外面の腐食を防止するための措置を講ずること。 ⇨ 問題分の通り
4. (✖) 屋外貯蔵タンクは厚さ3.2mm以上の鋼板で造り、圧力タンクは最大常用圧力の1.5倍の圧力で10分間行う水張試験、圧力タンクを除くタンクにあっては水圧試験において、漏れ、または変形しないものであること。 ⇨ 圧力タンク:最大常用圧力の1.5倍の圧力で10分間行う水圧試験、圧力タンク以外のタンク:水張試験
5. (〇) 屋外貯蔵タンクは、地震および風圧に耐えることができる構造とするとともに、その支柱は、鉄筋コンクリート造、鉄骨コンクリート造その他これらと同等以上の耐火性能を有するものであること。 ⇨ 問題分の通り
参考講座☞☞☞ 【スキルアップ-危険物乙4】『屋外タンク貯蔵所の基準』_第31回

モグゾー
それでは、今回はここまで。最後までお読みいただきありがとうございました!
下の模擬試験も是非ご覧下さい!!
2020年10月18日公開 | 2020年10月21日更新