危険物取扱者 危険物取扱者乙4

【スキルアップ-危険物乙4】『第2石油類』_第21回

消火の様子
サブロー
【危険物乙4】受験者必読 !!『危険物取扱者試験 乙4 』の資格取得を最終的な目的として解説をしていきたいと思います。資格取得を目指して頑張りましょう!

第21回目の対策講座の今回は、
【第2石油類】(分類:性質 #6)
の説明をしていきますので、よろしくお願いします。

↓危険物取扱者試験 乙4対策講座のINDEXは下記リンクをご覧ください(随時更新予定)↓
危険物取扱者試験 乙4種対策講座用INDEX

《危険物乙4種 今日のチャレンジ問題》

今回の講座の範囲に捕らわれず、試験に出そうな問題を1題出題します(^o^)

少しずつ問題に慣れていきましょう!

Q.二硫化炭素の性質の記述で、次のうち正しいものはどれか?

1. 発火点が0℃で、第4類の中で最も低い。
2. 極めて揮発しやすく、その蒸気は空気より重い。
3. 燃焼すると有毒の亜硝酸ガスを発生する。
4. 水より軽く、水に溶けない。
5. 燃焼範囲は、1.4~7.0%で比較的狭い。

+正解は・・・・・(クリックして下さい)

正解:2   

1. 発火点が0℃で、第4類の中で最も低い。

✖→発火点は90℃である。

2. 極めて揮発しやすく、その蒸気は空気より重い。

〇→問題分の通りである。比重が1.26で水より重いため、水を張った容器や水没させたタンクなどに貯蔵して蒸気の発生を抑制する。

3. 燃焼すると有毒の亜硝酸ガスを発生する。

✖→二硫化硫黄(亜硫酸ガス)が発生する。

4. 水より軽く、水に溶けない。

✖→水には溶けないが、水より重い。

5. 燃焼範囲は、1.4~7.0%で比較的狭い。

✖→燃焼範囲は1.3~50vol %である。

参考講座☞☞☞ 【特殊引火物】-【危険物乙4】資格取得#12




第2石油類の性質

①指定数量:水溶性→2000ℓ  非水溶性→1000ℓ

②1気圧において引火点が21℃以上70℃未満のものをいう。

③比重は1より大きい(水より重い)ものが多い。

第2石油類の主な非水溶性液体

サブロー
非水溶性のものは、『灯油』、『軽油』、『クロロベンゼン』、『キシレン』、『n-ブチルアルコール』などがあるけど、特に『灯油』、『軽油』、『キシレン』の3つが出題されやすい物質だよ!

灯油(別名:ケロシン)

化学式:混合物なのでなし!

※非水溶性

<特性>

〇無色または淡黄色で特異臭がある。
ストーブなどの燃料に使用される。
霧状になって浮遊したりに染み込んだ場合は空気との接触面積が大きくなるため引火点以下でも引火する危険性有。
ガソリンと混合すると引火の危険性が高くなる
ガソリンよりも発火点が低い。(ガソリンの発火点は300℃)

引火点(℃) 沸点(℃) 発火点(℃) 比重 融点(℃) 燃焼範囲vol(%) 蒸気比重
40℃以上 145~270℃ 220℃ 0.8 1.1~6.0 4.5

<火災の予防方法>
〇火気を近づけない。
〇貯蔵、取扱場所では、通風、換気をよくすること。
〇直射日光を避け、冷所に貯蔵すること。
〇容器は密封すること。
〇静電気をためないようにする。
〇ガソリンと混合させない。
〇流動などにより静電気を発生しやすい。

<消火方法>
〇粉末、泡、二酸化炭素、ハロゲン化物消火剤などを使用して、窒息消火を行う。

軽油(別名:ディーゼル油)

化学式:混合物なのでなし!

※非水溶性

<特性>

〇淡黄色または淡褐色。
ディーゼルエンジンの燃料として使用される。
霧状になって浮遊したりに染み込んだ場合は空気との接触面積が大きくなるため引火点以下でも引火する危険性有。。
〇ガソリンと混合すると引火の危険性が高くなる。
ガソリンよりも発火点が低い
〇流動などにより静電気を発生しやすい。

引火点(℃) 沸点(℃) 発火点(℃) 比重 融点(℃) 燃焼範囲vol(%) 蒸気比重
45℃以上 170~370℃ 220℃ 0.85 1.0~6.0 4.5

<火災の予防方法>
〇火気を近づけない。
〇貯蔵、取扱場所では、通風、換気をよくすること。
〇直射日光を避け、冷所に貯蔵すること。
〇容器は密封すること。
〇静電気をためないようにする。
〇ガソリンと混合させない。

<消火方法>
〇粉末、泡、二酸化炭素、ハロゲン化物消火剤などを使用して、窒息消火を行う。

メモ

灯油と軽油は性質が似ているが、引火点と、そして、軽油の方が硫黄を多く含んでいるところが異なっている。

キシレン(別名:キシロール)

化学式:C6H4(CH3)2

※非水溶性

<特性>

〇無色で特異臭がある。
〇オルトキシレン、メタキシレン、パラキシレンの三種の異性体がある。
蒸気は有毒である。
〇水には溶けないが、ベンゼン、トルエンなどの有機溶剤にはよく溶ける。

引火点(℃) 沸点(℃) 発火点(℃) 比重 融点(℃) 燃焼範囲vol(%) 蒸気比重
27~32℃ 138~144℃ 463~528℃ 0.86~088 -48~13℃ 0.9~7.0 3.7

<火災の予防方法>
〇火気を遠ざける。
〇火花を発する機械器具(グラインダー等の研磨器具)を近くで使用しない。
〇貯蔵場所、取扱場所の通風をよくする。
〇冷暗所に貯蔵する。
〇容器は密栓する。
〇静電気の蓄積を防ぐ。

<消火方法>
〇粉末、泡、二酸化炭素、ハロゲン化物消火剤などを使用して、窒息消火を行う。

第2石油類の主な水溶性液体

サブロー
水溶性のものは、『酢酸』、『アクリル酸』、『プロピオン酸』などあるけど、特に『酢酸』『アクリル酸』が出題されやすい物質だよ!

酢酸  (高濃度のものは氷酢酸)

化学式:CH3COOH

※水溶性

<特性>

〇無色の液体で、刺激臭がある。
約17℃以下になると凝固する。
〇水、エチルアルコール、ジエチルエーテルによく溶ける。
〇エチルアルコールと反応して酢酸エステルを生成する。
〇水溶液は酸性である。
〇金属やコンクリートを腐食する。→貯蔵場所の床はアスファルトなどの腐食しない材料を用いる。

引火点(℃) 沸点(℃) 発火点(℃) 比重 融点(℃) 燃焼範囲vol(%) 蒸気比重
39℃ 118℃ 463℃ 1.05 16.7℃ 4.0~19.9 2.1

<火災の予防方法>
〇火気を遠ざける。
〇火花を発する機械器具(グラインダー等の研磨器具)を近くで使用しない。
〇貯蔵場所、取扱場所の通風をよくする。
〇冷暗所に貯蔵する。
〇容器は密栓する。
〇静電気の蓄積を防ぐ。

<消火方法>
〇一般の泡消火剤ではなく、水溶性液体用泡消火剤を使用して窒息消火を行う。他にも二酸化炭素、粉末、ハロゲン化物の窒息消火が有効である。

アクリル酸

化学式:CH2=CHCOOH

※水溶性

<特性>

〇無色の液体である。
〇反応性が高く重合しやすく、重合により反応熱で火災、爆発の可能性がある。
〇水、エチルアルコール、ジエチルエーテル等によく溶ける。
〇弱酸性である。
〇金属やコンクリートを腐食する。→貯蔵場所の床はアスファルトなどの腐食しない材料を用いる。

引火点(℃) 沸点(℃) 発火点(℃) 比重 融点(℃) 燃焼範囲vol(%) 蒸気比重
51℃ 141℃ 438℃ 1.05 13℃ 2.4~8 2.5

<火災の予防方法>
〇火気を遠ざける。
〇火花を発する機械器具(グラインダー等の研磨器具)を近くで使用しない。
〇貯蔵場所、取扱場所の通風をよくする。
〇冷暗所に貯蔵する。
〇容器は密栓する。
〇静電気の蓄積を防ぐ。

<消火方法>
〇一般の泡消火剤ではなく、水溶性液体用泡消火剤を使用して窒息消火を行う。他にも二酸化炭素、粉末、ハロゲン化物の窒息消火が有効である。

サブロー
重合反応するものとして、酸化プロピレン、アクリル酸、スチレンの3つを覚えておこう!
モグゾー
それでは、今回はここまで。最後までお読みいただきありがとうございました!
下の講義内容も是非ご覧下さい!!

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2020年9月26日公開 | 2020年10月4日更新

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