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【数値計算】を行うための関数|マスター関数(Excel/エクセル)_第1弾!

エクセル関数の勉強
サブロー
Excel/エクセル関数初心者必読 !!第1弾は、【数値計算で使用する関数】について説明します。本講座でExcel/エクセル関数のスキルをアップしていきましょう !!
↓本講座のINDEXは下記です↓
マスター関数(Excel/エクセル)-ALL INDEX
計算を行う関数の中で、下記の18種類を順番に紹介していきます!使用例については、(個人的に)使用頻度が高いもののみ付け加えています。
モグゾー

関数名 読み方 説明
ABS アブス/アブソリュート 数値の絶対値を求める
AGGREGATE アグリゲート リスト形式のデータの集計値を求める
GCD ジーシーディー 最大公約数を求める
LCM エルシーエム 最小公倍数を求める
MOD モッド 割り算の余りを求める
PRODUCT プロダクト 数値の積を求める
QUOTIENT クォーシャント 割り算の整数商を求める
SERIESSUM シリーズサム べき級数で近似値を求める
SIGN サイン 数値の符号が正か負を求める
SUBTOTAL サブトータル 指定したセル範囲の集計値を求める
SUM サムイフズ 数値の合計を求める
SUMIF サムイフズ 指定した条件に合致するセルの合計を求める
SUMIFS サムイフズ 複数の指定した条件に合致するセルの合計を求める
SUMPRODUCT サムプロダクト 配列の要素同士の積の合計を求める
SUMSQ サムスクエア 数値の2乗和を求める
SUMX2PY2 サムエックスツープラスワイツー 2つの配列要素の2乗和の合計を求める
SUMX2MY2 サムエックスツーマイナスワイツー 2つの配列要素の2乗差の合計を求める
SUMXMY2 サムエックスマイナスワイツー 2つの配列要素の差の2乗の合計を求める

※見たい関数は、目次の該当項目を選択(クリック)してください。

【ABS】関数

①個人的使用頻度:

②読み方:アブス、アブソリュート    「absolute」の略

③分類:数学・三角関数

  ④書式:ABS(数値)

●引数1:数値

⇨絶対値を求める数値、または数値の入ったセルを指定する。引数は1つのみで範囲は選択できない。

 数値に変換不能な文字列などを指定すると、[#VALUE!]エラーになる。

●関数説明:引数として指定された"数値"の絶対値を求める。

       正の場合はそのままの値が、負の場合は-の符号と取り去った正の値に変換されたものが返される。

⑤使用例:

ABS関数の例

【AGGREGATE】関数

①個人的使用頻度:

②読み方:アグリゲイト

③分類:数学・三角関数

  ④書式:AGGREGATE(集計方法,オプション,集計範囲1[集計範囲2,・・・])

書式:AGGREGATE(集計方法,オプション,配列,値)

●引数1:集計方法

⇨各集計方法の関数に対応した下表1の中から番号を指定する。(1~13)

●引数2:オプション

⇨集計対象から無視する値を下表2の番号で指定する

●引数3:集計範囲

⇨集計したい数値が入力されているセル範囲か数値を指定する。(最大253個)

●引数4:配列

⇨順位や分位数を求めたい範囲を指定する。

●引数5:値

⇨求めたい値の順位や位置を下表1の中から番号を指定する。(14~19)

●関数説明:いろいろな集計値、順位、分位数を求める。(非表示の行やエラー値を無視するオプションを使用することが可能)

表1)

集計方法 集計機能 同等の関数
1 平均値 AVERAGE
2 数値の個数 COUNT
3 データの個数 COUNTA
4 最大値 MAX
5 最小値 MIN
6 PRODUCT
7 不偏標準偏差 STDEV.S
8 標本標準偏差 STDEV.P
9 合計値 SUM
10 不偏分散 VAR.S
11 標本分散 VAR.P
12 中央値 MEDIAN
13 最頻値 MODE.SNGL
14 大きい方からの順位 LARGE
15 小さい方からの順位 SMALL
16 百分位数 PERCENTILE.INC
17 四分位数 QUARTILE.INC

表2)

数値 集計対象外
0または省略 SUBTOTAL関数とAGGREGATE関数を無視
1 0の指定に加えて、非表示の行を無視
2 0の指定に加えて、エラー値を無視
3 0の指定に加えて、非表示の行とエラー値を無視
4 何も無視しない
5 非表示の行を無視
6 エラー値を無視
7 非表示の行とエラー値を無視

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【GCD】関数

①個人的使用頻度:

②読み方:ジーシーディー    「Greatest Common Divisor」(最大公約数)の略

③分類:数学・三角関数

  ④書式:GCD(数値1[,数値2,・・・])

●引数1:数値

⇨最大公約数を求める数値を指定する。整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられる。

 数値1は必須で、それ以降の数値は省略可能。1から255までの値を指定(※)し、値が整数でない場合は小数部が切り捨てられる。

 数値以外が指定された場合、[#VALUE!]のエラーとなり、負の値が指定された場合は、[#NUM!]のエラーとなる。

※Excel97~2003までは29個が最大数

●関数説明:指定した複数の整数の最大公約数を求める。

 

【LCM】関数

①個人的使用頻度:

②読み方:エルシーエム    「Least Common Multiple」(最小公倍数)の略

③分類:数学・三角関数

  ④書式:LCM(数値1[,数値2,・・・])

●引数1:数値

⇨最小公倍数を求める数値を指定する。整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられる。

 数値1は必須で、それ以降の数値は省略可能。1から255までの値を指定(※)し、値が整数でない場合は小数部が切り捨てられる。

 数値以外が指定された場合、[#VALUE!]のエラーとなり、負の値が指定された場合は、[#NUM!]のエラーとなる。

※Excel97~2003までは29個が最大数

●関数説明:指定した複数の整数の最小公倍数を求める。

【MOD】関数

①個人的使用頻度:

②読み方:モッド、モデュラス    「Modulus」(係数、率)の略

③分類:数学・三角関数

  ④書式:MOD(数値,除数)

●引数1:数値

⇨割られる数を指定する。数値に変換不能な文字列などを指定すると、[#VALUE!]エラーになる。

●引数2:除数

⇨割る数を指定する。 除数に0が指定された場合は、[#DIV/0!]となる。

●関数説明:"数値"を"除数"で割ったときの余りを返す。割り切れる場合(余りが出ない)は、『0』が返る。 

 

⑤使用例:

MOD関数使用例

【PRODUCT】関数

①個人的使用頻度:

②読み方:プロダクト

③分類:数学・三角関数

  ④書式:PRODUCT(数値1,[数値2,・・・])

●引数1:数値

⇨積を計算する最初の数値または範囲を指定する。

 "数値2"以降は省略可能で、指定する場合は、255個まで指定が可能。

※Excel97~2003までは30個が最大数

●関数説明:数値の積を求める。

 

【QUOTIENT】関数

①個人的使用頻度:

②読み方:クオーシャント

③分類:数学・三角関数

  ④書式:QUOTIENT(分子,分母)

●引数1:分子

⇨分子にあたる割られる数を指定する。数値に変換不能な文字列などを指定すると、[#VALUE!]エラーになる。

●引数2:分母

⇨分母にあたる割る数を指定する。数値に[0]を指定すると、[#DIV/0!]のエラーとなる。

●関数説明:"数値"を"除数"で割ったときの商の整数部を返す。

⑤使用例:

QUOTIENT関数使用例

【SERIESSUM】関数

①個人的使用頻度:

②読み方:シリーズサム

③分類:数学・三角関数

  ④書式:SERIESSUM(x,n,m,係数)

●引数1:x

⇨べき級数に代入する数値を指定する。

●引数2:n

⇨xのべき指数の初期値を指定する。

●引数3:m

⇨xのべき指数の増分を指定する。

●引数4:係数

⇨べき級数の各項の係数を、セル範囲、または配列定数で指定する。

 この引数で指定した数値の個数が、べき級数の近似式の項数になる。

※引数に数値以外の値を指定すると、[#VALUE!]のエラーとなる。

●関数説明:べき級数を求める。

 

【SIGN】関数

①個人的使用頻度:

②読み方:サイン

③分類:数学・三角関数

  ④書式:SIGN(数値)

●引数1:数値

⇨符号を調べたい数値、もしくは単一のセル番号を指定する

●関数説明:数値の正負の符号を調べる。

 

【SUBTOTAL】関数

①個人的使用頻度:

②読み方:サブトータル

③分類:数学・三角関数

  ④書式:SUBTOTAL(集計方法,範囲1,[範囲2,・・・])

●引数1:集計方法

⇨下表3の関数に対応した番号を指定する。(非表示の行は集計しない場合は、100番台を使用)

※引数に指定外の値を指定すると、[#VALUE!]のエラーとなる。

●引数2:範囲

⇨ 集計する最初の名前付き範囲または参照を指定する。

 "範囲2"以降は省略可能で、指定する場合は、254個まで指定が可能。

※Excel97~2003までは29個が最大数

●関数説明:指定した集計方法での集計値を求める。

表3

集計方法
(非表示の値も含める)
集計方法
(非表示の値を無視する)
関数
1 101 AVERAGE
2 102 COUNT
3 103 COUNTA
4 104 MAX
5 105 MIN
6 106 PRODUCT
7 107 STDEV
8 108 STDEVP
9 109 SUM
10 110 VAR
11 111 VARP

⑤使用例1

SUBTOTAL関数の使用例

 

 使用例2

SUBTOTAL関数を使用する利点としては

a)フィルター機能を使って表示されていない部分はカウントされない

b)範囲内で、SUBTOTAL関数を使って集計が行われているセル(小計)がある場合は、その部分はカウントされない

という部分があります。

SUBTOTAL関数使用例2 SUBTOTAL関数使用例3

【SUM】関数

①個人的使用頻度:

②読み方:サム

③分類:数学・三角関数

  ④書式:SUM(数値1[,数値2,・・・])

●引数1:数値

⇨合計を求めたい数値が入力されているセル範囲を指定する。

 "数値2"以降は省略可能で、指定する場合は、255個まで指定が可能。

※Excel97~2003までは30個が最大数

●関数説明:数値の合計を求める。

⑤使用例

SUM関数の使用例

【SUMIF】関数

①個人的使用頻度:

②読み方:サムイフ

③分類:数学・三角関数

  ④書式:SUMIF(範囲,検索条件[,集計範囲])

●引数1:範囲

⇨条件となる値、もしくは合計したい数値が入力されているセル範囲を指定する。

●引数2:検索条件

⇨文字列で指定するか、条件が入力されたセル番地を指定する。

※文字条件の場合は"製品A"、数値条件は"=10"のように比較演算子を含めて『"』で囲う必要がある。

●引数3:集計範囲(省略可)

⇨条件となる値、もしくは合計したい数値が入力されているセル範囲を指定する。

●関数説明:単一条件に合致した数値の合計を求める。

⑤使用例

SUMIF関数の使用例

【SUMIFS】関数

①個人的使用頻度:

②読み方:サムイフズ

③分類:数学・三角関数

  ④書式:SUMIFS(集計範囲,条件範囲,条件[,条件範囲2,条件2・・・])

●引数1:集計範囲

⇨合計したい数値が入力されているセル範囲を指定する。

●引数2:条件範囲

⇨条件が入力されたセル範囲を指定する。最大で127個の条件範囲を指定できる。

●引数3:条件

⇨条件範囲と対応させる条件を文字列で指定するか、条件が入力されたセル番地を指定する。

※文字条件の場合は"製品A"、数値条件は"=10"のように比較演算子を含めて『"』で囲う必要がある。

●関数説明:複数条件に合致した数値の合計を求める。

⑤使用例

SUMIFS関数の使用例

 

【SUMPRODUCT】関数

①個人的使用頻度:

②読み方:サムプロダクト

③分類:数学・三角関数

  ④書式:SUMPRODUCT(配列1,配列2[,配列3,・・・])

●引数1:配列

⇨同じ大きさの2つ以上の配列(セル範囲)を指定する。最大で255個の条件範囲を指定できる。

※Excel97~2003までは30個が最大数

●関数説明:配列同士の積の合計を求める。

 

【SUMSQ】関数

①個人的使用頻度:

②読み方:サムスクエア

③分類:数学・三角関数

  ④書式:SUMSQ(数値1[,数値2,・・・])

●引数1:数値

⇨平方和を求めたい数値を指定する。最大で255個の条件範囲を指定できる。

※Excel97~2003までは30個が最大数

●関数説明:数値の平方和を求める。

【SUMX2PY2】関数

①個人的使用頻度:

②読み方:サムエックスツープラスワイツー

③分類:数学・三角関数

  ④書式:SUMX2PY2(配列1,配列2)

●引数1:配列1

⇨ 対象となる一方の数値配列またはセル範囲を指定する。

●引数2:配列2

⇨ 対象となるもう一方の数値配列またはセル範囲を指定する。

※配列 1 と配列 2ともに入力されているデータの個数が異なると、[#N/A] が返される。

●関数説明:2つの配列要素の2乗差(平方差)の合計を求める。

 

【SUMX2MY2】関数

①個人的使用頻度:

②読み方:サムエックスツーマイナスワイツー

③分類:数学・三角関数

  ④書式:SUMX2MY2(配列1,配列2)

●引数1:配列1

⇨ 対象となる一方の数値配列またはセル範囲を指定する。

●引数2:配列2

⇨ 対象となるもう一方の数値配列またはセル範囲を指定する。

※配列 1 と配列 2ともに入力されているデータの個数が異なると、[#N/A] が返される。

●関数説明:2つの配列要素の2乗差(平方差)の合計を求める。

 

【SUMXMY2】関数

①個人的使用頻度:

②読み方:サムエックスマイナスワイツー

③分類:数学・三角関数

  ④書式:SUMXMY2(配列1,配列2)

●引数1:配列1

⇨ 対象となる一方の数値配列またはセル範囲を指定する。

●引数2:配列2

⇨ 対象となるもう一方の数値配列またはセル範囲を指定する。

※配列 1 と配列 2ともに入力されているデータの個数が異なると、[#N/A] が返される。

●関数説明:2つの配列要素の差の2乗の合計を求める。

サブロー
それでは、今回はここまで。最後までお読みいただきありがとうございました!
2020年8月16日公開 | 2020年8月23日更新

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