QC検定

『アローダイヤグラム法』-【QC検定の対策講座】#26

サブロー
こんにちは。管理人のサブローです。QC検定(品質管理検定)の資格取得を最終的な目的として解説をしていきたいと思います。

第26回目の対策講座(手法編#18)の今回は、

【新QC7つ道具 #5-アローダイヤグラム法

の説明をしていきますので、よろしくお願いします。

こんにちは。サポート役のモグゾーです。2級を対象としていますが、内容は3級、4級も網羅しています。また参考として対象級を記載していますが、4級に関しては記載の中でも基本的な部分のみを覚えればよいかと思います。
モグゾー

QC=Quality Controlの略で品質管理の意味。また職場内で自発的に集まった少人数の集団が、製品・サービスの品質管理や改善、不具合品の低減、安全対策に取り組む(QC活動)ことをQC活動という。

↓QC(品質管理)検定の概要に関しては、下記リンクをご覧ください↓

↓QC(品質管理)検定講座のINDEXは下記リンクをご覧ください(随時更新予定)↓




新QC7つ道具

新QC七つ道具とは、QC7つ道具が「数値データ」を分析する手法に対し、主として「言語データ」をわかりやすく図に整理することによって、混沌としている問題の解決を図っていく下記7つの手法です。これらは、製造現場を中心に展開されていたQCサークル活動が、TQCへと進展し、設計開発部門、営業部門などの間接部門へ活動範囲が広がるのにつれて、問題の解決手法や創造、発想手法を組み入れ、問接部門で活用できるQC手法として、開発されたものです。

①親和図

②連関図法

③系統図法

④マトリックス図法

⑤アローダイヤグラム法

⑥PDPC法

⑦マトリックス・データ解析法

今回の講座では、【アローダイヤグラム法】を説明していきます。

【アローダイヤグラム法】

<参考> 必要知識:1級:◎  2級:〇  3級:〇  4級:〇
◎:内容を実務で運用できるレベル
○ :内容を知識として理解しているレベル
△:言葉を知っている程度のレベル
×:出題範囲ではない項目
『アローダイヤグラム法』とは、計画を推進するのに必要な作業の順番を矢印(→)と結合線を用いた図で表し、日程管理上の重要な経路を明確にして、効率的な日程計画を作成するとともに計画の進捗を管理する手法になります。

<参考>

日程計画を示すのに矢印を用いることから名付けられ、目的/目標を達成するために必要な手段方策等の実施事項を主に、時系列、関連性に従って表した『矢線図』になります。1957年アメリカで新しい計画と管理の手法として開発されたPERT(Program Evaluation and Review Technique)と同様な手法です。以前は日程の計画や管理の為の手法として、ガント・チャートがよく使用されていました。ガント・チャートは、大まかな計画や簡単な作業指示には優れた方法でありますが、作業の相互関係を把握するのが難しいです。また、一部の作業の改善や変更が他の作業にどのように影響しているのかわかりにくいので、最良の対策が立てにくいという欠点もあります。このような欠点を補い、工程分析の機能を備えているのが、『アローダイヤグラム法』です。

”ガントチャート”は、下記の講座にて説明していますので参考にどうぞ!

【QC検定2級対策】 品質管理の基本で押さえるべきポイント! 手法編9

【アローダイヤグラム法】で使う用語と見方

●作業(→):時間を必要とする順序関係のある作業を示します。特に矢線の長さと作業時間は関係はありません。

●結合点(〇):作業と作業を結びつける(着手と完了の区切り記号)際に使用します。〇の中に順番(1、2、3、・・・)と結合点番号として記入します。

●ダミー(---→):作業時間が"0"の作業の順番を示します。

●結合点(縦に□を2つ並べる)
・最早結合点日程:着手可能な日程で結合点から始まる作業がどんなに最短でもこの日からでないと開始できない日程になります。スタートを0日として、順次、所要日数を加算していきます。複数の最早結合点がある場合は日数が最大のものを"最早結合点"とします。

・最遅結合点日程作業完了が義務(納期等)となる日程のことで、その結合点で終わる作業は遅くとも、この日までに終了させないといけない日程になります。いわゆるタイムリミットになります。ゴールからスタートに向かって求め、ゴールの最早結合点から作業時間を引いていきます。複数の最遅結合点がある場合は日数が最小のものを”最遅結合点"とします。

※注意点※
a)1組の結合点は1つの作業、及び実施事項を表します。並行して行われる作業経路の間で前後関係をつける場合は、ダミーを使います。

b)ループは不可

c)不必要なダミーは使用しない

【アローダイヤグラム法】の作成方法

1.工程の把握
課題を達成するために必要な作業を摘出し、対象となる作業名、所要時間を把握します。

2.アローダイヤグラムの作成
作業の流れに従って、矢線と結合点を結んでいきます。

3.日程計算
最早結合点日程と最遅結合点日程を計算し、クリティカル・パスを明記します。クリティカル・パス(critical path)とは、最速日程と最遅日程が同じとなる経路のことをいいます。仕事全体の中で「この作業が遅れたら仕事全体が遅れるため非常にまずい」といった作業を結んだ線で、このクリティカル・パスは太い矢線にしたり、赤色の矢線にしたりして目立つようにします。

モグゾー
それでは、今回はここまで。最後までお読みいただきありがとうございました!
下の講義内容も是非ご覧下さい!!

関連

QC検定対策 次回の講義内容(第27回)

『PDPC法』-【QC検定の対策講座】#27

2020年5月19日公開 | 2020年10月8日更新

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