
第15回目の対策講座(手法編#9)の今回は、
【QC7つ道具 #6】
の説明をしていきますので、よろしくお願いします。

QC=Quality Controlの略で品質管理の意味。また職場内で自発的に集まった少人数の集団が、製品・サービスの品質管理や改善、不具合品の低減、安全対策に取り組む(QC活動)ことをQC活動という。
↓QC(品質管理)検定の概要に関しては、下記リンクをご覧ください↓ 目次 サブローこんにちは。サブローです。 本日はQC検定(品質管理検定)について説明をしていきますので、よろしくお願いします。 目次 QC検定とは? QCとは【Quality Control】の略であり、本 ... 続きを見る
【QC検定対策】 QC(品質管理)検定とは?(2020年度版)
↓QC(品質管理)検定講座のINDEXは下記リンクをご覧ください(随時更新予定)↓ サブローQC(品質管理)検定に関する説明が増やして行く予定なのでリンクに飛ぶような目次(INDEX)を作りました。 随時更新していくので、よろしくお願いします。 モグゾー対象級を記載していますが、あく ... 続きを見る
【QC検定2級対策】講座-目次(INDEX)
QC7つ道具
品質管理で活用されて効果の高い手法を【QC 七つ道具】と名付けられました。【QC 七つ道具】を用いて職場やサークルで改善を行うには、それらを勉強して活用の目的を理解することが大切です。QC 七つ道具は、主に数値を扱うものが中心の手法ですが、 【QC 七つ道具】として選ばれた手法は、下記の手法があります。
①パレート図
②特性要因図
③ヒストグラム
④グラフ
⑤チェックシート
⑥散布図
⑦層別
の七つです。今回の講座では、【グラフ】を説明していきます。
【グラフ】
◎:内容を実務で運用できるレベル
○ :内容を知識として理解しているレベル
△:言葉を知っている程度のレベル
×:出題範囲ではない項目
グラフは、時系列的な変化や全体像の把握などが目で見て分かるように図示化されて表現されたものです。
JIS Z 8114(日本工場規格「製図用語」)では、グラフとは「図による表現であり、通常、ある座標内で2つ以上の変数の間の関係を表したもの」と定義されています。
代表的なグラフの例を説明します。
【折れ線グラフ】
一般的に時系列、時間とともに変化する数量の状態を示すのに使用されます。
【棒グラフ】
一定の幅の棒を並べ、その長さによって数量の大きさを比較するのに使用されます。
【円グラフ】
全体を円で表し、扇形の面積で各項目の割合を示す際に使用します。内訳を表現するのに優れています。
【レーダーチャート】
中心から項目の数だけ、レーダー状に直線を引き、評価項目の把握などに使用します。別名「クモの巣グラフ」とも呼ばれます。
【ガントチャート】
縦軸に項目、横軸に日付を取り、計画と実績を表す際に使用します。下図のように計画は白抜き、実績を塗り潰しで表し、計画に対しての進捗状況を管理する際に便利です。

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