QC検定

『QC的なものの見方/考え方③』-【QC検定の対策講座】#3

サブロー
こんにちは。管理人のサブローです。QC検定(品質管理検定)の資格取得を最終的な目的として解説をしていきたいと思います。

第3回目の対策講座(実践編#3)の今回は、

品質管理の基本(QC的なものの見方/考え方) #3

の説明をしていきますので、よろしくお願いします。

モグゾー
こんにちは。サポート役のモグゾーです。2級を対象としていますが、内容は3級、4級も網羅しています。また参考として対象級を記載していますが、4級に関しては記載の中でも基本的な部分のみを押さえればよいかと思います。

QC=Quality Controlの略で品質管理の意味。また職場内で自発的に集まった少人数の集団が、製品・サービスの品質管理や改善、不具合品の低減、安全対策に取り組む(QC活動)ことをQC活動という。

↓QC(品質管理)検定の概要に関しては、下記リンクをご覧ください↓

↓QC(品質管理)検定講座のINDEXは下記リンクをご覧ください(随時更新予定)↓




事実に基づく管理・3現主義

<参考> 必要知識:1級:◎  2級:◎  3級:◎  4級:〇
◎:内容を実務で運用できるレベル
○ :内容を知識として理解しているレベル
△:言葉を知っている程度のレベル
×:出題範囲ではない項目

品質管理は、「事実」を重視します。事実情報、つまりデータを収集し、統計的方法を使用して判断して行動します。(統計的方法の代表的なものが「QC七つ道具」です。)
これは「事実に基づく管理(ファクトコントロール)」と呼ばれ、過去の経験や勘だけに頼らず「データ」を取り「客観的事実」を整理して情報(データ)を取得し、その情報を基に意思決定をするという考え方です。

<考え方のポイント>
① データを取る目的を明確化する
② 3現主義で見る(下参照)
③ 結果に対して影響を与えていると思われるもの、改善の効果、維持管理のデータを解析する
④ QC7つ道具を活用する

3現主義とは?
・現場
・現物
・現実
この3つの「現」を取って「3現主義」です。
問題解決するときの1つの姿勢で、机上ではなく「現場」に出向いて、現場の状況に触れて「現物」を確認し、起きている「現実」をとらえることを重視することです。 生産分野においてとくに重要とされてきたもので、日本の高度経済成長を支えた精神として認識されています。これに加えて「原理」・「原則」に基づいて改善を進めることを5ゲン主義といいます。

見える化、潜在トラブルの顕在化

<参考> 必要知識:1級:◎  2級:◎  3級:〇  4級:〇
◎:内容を実務で運用できるレベル
○ :内容を知識として理解しているレベル
△:言葉を知っている程度のレベル
×:出題範囲ではない項目

見える化とは、問題を早期発見・処置・改善するためにグラフ・図・表等で「可視化」したり、機械装置においては異常を音や警告灯を利用するなどしてトラブルの原状を「可視化」することです。

ばらつきに注目する考え方

<参考> 必要知識:1級:◎  2級:◎  3級:◎  4級:〇
◎:内容を実務で運用できるレベル
○ :内容を知識として理解しているレベル
△:言葉を知っている程度のレベル
×:出題範囲ではない項目

工程において、「同じ人」、「同じ機械」、「同じ材料」、「同じ方法」で物を製作しても、完成して出来上がってくる製品の品質特性値にはどうしても「ばらつき」が発生します。"ばらつき"は下記の2種類が挙げられます。

●やむをえないばらつき

同じ条件で生産していて、製品の品質特性値にばらつきが発生してしまい、現在の技術レベルでは解明できなく受けれざるをえない場合は"ばらつき"を認めます。このばらつきを「やむをえないばらつき」といい、この"ばらつき"を発生させる原因を「突き止められない原因」や「偶然原因によるばらつき」と呼ばれています。

●見逃すことができないばらつき

工程で不具合が上がった場合に、作業者が作業手順を守らなかったり、環境等の条件が変わったことにより発生するものを「見逃すことができないばらつき」と呼ばれます。この"ばらつき"を発生させる原因を「突き止められる原因」や「異常原因によるばらつき」と呼んでいます。この"ばらつき"は改善対象となり、改善して工程を管理していくことが重要となります。

※工程を管理していく方法としては「管理図」があります。この手法は別の講座で説明予定です。



全部門・全員参加(TQM)

<参考> 必要知識:1級:◎  2級:◎  3級:◎  4級:〇
◎:内容を実務で運用できるレベル
○ :内容を知識として理解しているレベル
△:言葉を知っている程度のレベル
×:出題範囲ではない項目

品質管理は、戦後アメリカより『SQC』(Statistical Quality Control)として導入され、日本の企業ではQCサークル活動や品質を優先する意識など、日本独自のものへと変化していきました。

顧客を満足させる品質の製品を作るためには、全体的な取り組みが必要であるという考え方から、活用・推進する体制や仕組み・ノウハウ等をとりいれ、そのレベルの向上を企業全体に適用していく『TQC』というへと発展していきました。『TQC』はTotal Quality Controlの略称で、全社的品質管理と呼ばれるものです。)

現在では、その活動の広さからManagement(マネジメント)という普遍的に使える表現に改められ、『TQM』として発展しています。TQMはTotal Quality Managementの略称で、総合的品質経営と呼ばれる経営管理手法の1つです。顧客の満足を通じて組織の構成員および社会の利益を目的とする、品質を中核とした、組織の構成の全ての参画を基礎とする経営の手法と呼ばれています。

一般的にTQMもTQCも全社的あるいは全部門的に行う品質管理手法です。ただしTQMは全社的に品質管理を行うという意味合いだけでなく、対象となる管理対象は「品質」の向上に限定されません。

SQC⇨TQC⇨TQM


人間性尊重、従業員満足(ES)

<参考> 必要知識:1級:◎  2級:◎  3級:◎  4級:〇
◎:内容を実務で運用できるレベル
○ :内容を知識として理解しているレベル
△:言葉を知っている程度のレベル
×:出題範囲ではない項目

”人間性尊重”とは以下のような行動原則によります。

★人間らしさを尊び、重んじ、特性を十分に発揮させる
★人間の持つ感情を大切にし、英知、想像力、企画力、判断力、行動力、指導力など最大限に発揮させる

一人ひとりが挑戦できるような課題を持って進めるにあたり、学び・能力向上・創意工夫等を自身の向上に繋げることができます。そして課題が解決したとき認められて達成感が味わえます。
このように挑戦・学び・能力・創意工夫・達成感・評価など総合的な面からの満足により従業員満足(ES/下記参照)を高めることが重要です。

そして従業員満足が高まると、顧客に接する機会の多いサービスなどでは顧客満足(CS/次回講座にて説明)に大きな影響が出てきます。

⇒企業発展のためにはこのようにして働き甲斐のある職場にする必要があります。

ESとは?

ESとは、「Employee Satisfaction」の略で、従業員満足度のことです。企業内で働く従業員の業務内容や職場環境、人間関係などに対する満足度を表します。
従業員満足(ES)の向上とは、従業員が満足と感じるような、イキイキと働ける環境を会社の戦略として積極的に整備し支援していくことです。

モグゾー
それでは、今回はここまで。最後までお読みいただきありがとうございました!
下の講義内容も是非ご覧下さい!!

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2020年3月3日公開 | 2020年10月8日更新

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