
第1回目の対策講座(実践編#1)の今回は、
品質管理の基本(QC的なものの見方/考え方)
の説明をしていきますので、よろしくお願いします。

↓QC(品質管理)検定の概要に関しては、下記リンクをご覧ください↓ 目次 サブローこんにちは。サブローです。 本日はQC検定(品質管理検定)について説明をしていきますので、よろしくお願いします。 目次 QC検定とは? QCとは【Quality Control】の略であり、本 ... 続きを見る
【QC検定対策】 QC(品質管理)検定とは?(2020年度版)
↓QC(品質管理)検定講座のINDEXは下記リンクをご覧ください(随時更新予定)↓ サブローQC(品質管理)検定に関する説明が増やして行く予定なのでリンクに飛ぶような目次(INDEX)を作りました。 随時更新していくので、よろしくお願いします。 モグゾー対象級を記載していますが、あく ... 続きを見る
【QC検定2級対策】講座-目次(INDEX)
マーケットイン・プロダクトアウト
◎:内容を実務で運用できるレベル
○ :内容を知識として理解しているレベル
△:言葉を知っている程度のレベル
×:出題範囲ではない項目
●マーケットイン:現在の品質的なものの考え方です。顧客が求めているものを調査し、それに基づいた製品を企業が開発・提供していこうという考え方です。
⇨顧客が本当に求めているものを作り提供することで製品を多く売っていくという今の”顧客至高"的な考え方
●プロダクトアウト:会社側が作りたいものや企業方針に従って製品開発を行い、提供・販売していく考え方のことです。企業が良いと思ったものや得意とする技術を活かした製品を作って提供していくので、買い手である顧客のニーズよりも、作り手や売り手である企業の考えの方が優先的な考え型です。
⇨「製品やサービスが良いものであれば売れる」という考え方がベースですの昔の”作れば売れた”的な考え方
品質第一(Quality First)
◎:内容を実務で運用できるレベル
○ :内容を知識として理解しているレベル
△:言葉を知っている程度のレベル
×:出題範囲ではない項目
企業には、需要の3要素である品質(Q)、コスト(C)、納期(D)があるが、この要素の中で特に品質(Q)を最優先に考えることです。
お客様第一⇨製品・サービスの提供⇨コストの低減、納期の厳守に結びつく(Qの中にCとDが入るイメージ)
『品質至上』とも呼ばれています。
★Q:Quality 品質 ⇨ 商品やサービスの品質
品質が悪ければ、お客様の信用を失う
★C:Cost コスト ⇨ 商品やサービスを製造・提供するための費用
商品が高いと、誰も買ってくれない
★D:Delivery 納期 ⇨ 商品をお客様に届けるまでの時間
納期を守らなければ、お客様の信用を失う
Qを優先するのも大事だが、Q・C・Dのバランスを意識することが重要である。
品質とは?⇨製品・サービス、プロセス、システム、経営、組織風土など、関心の対象となるものが明示された又 は暗黙のニーズを満たす程度のこと。
後工程はお客様
◎:内容を実務で運用できるレベル
○ :内容を知識として理解しているレベル
△:言葉を知っている程度のレベル
×:出題範囲ではない項目
後工程とは、自分が担当する仕事の結果を提供する先のことです。要はそこが自分に対しての顧客ということです。これは社内外に関係なく適用されます。
『後工程はお客様』という考え方で企業内のみんなが仕事をすれば、よい結果に結びついて品質向上に繋がるということです。
プロセス重視
◎:内容を実務で運用できるレベル
○ :内容を知識として理解しているレベル
△:言葉を知っている程度のレベル
×:出題範囲ではない項目
品質のよいものを常に生み出すことができるように、そのプロセス(工程・仕組み)に着目することが重要です。商品やサービスが悪いということは、その結果を生み出している『プロセス』に問題があるということになります。仕事や製品の出来栄えを検査工程 で確認することも大切ですが、検査の段階で不適合が分かるより、各工程(プロセス)でしっかりと仕事、確認を行って不適合が出ないようにするほうがはるかに大切です。「品質は工程で作り込む」というのが正にこのことになります。工程で品質を作り混む際は、要素4Mが管理され、正しく実施されていることが条件です。クレームが起きた、不具合が発見された場合の解決策としてこの4Mの確認は解決の手がかりとなります。
4Mとは
①Machine(マシン):機械(設備)
②Man(マン):人
③Method(メソッド):方法
④Material(マテリアル):材料

下の講義内容も是非ご覧下さい!!
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