
仕事でも使うことが多い『Microsoft Excel』(以下Excel、エクセル)の機能の1つであるExcel関数を説明していきます。
仕事の改善や個人的な知識向上に役立ててください(^o^)
第10回目の今回は文字列操作関数の
・【FIND】関数
・【SEARCH】関数
の説明をしていきますので、よろしくお願いします。
↓これまでのExcel関数に関する講座は下記インデックスからご覧ください↓ 目次 Excel関数の項目が増えてきたので、リンクに飛ぶような目次(INDEX)を作りました。 随時更新していくので、よろしくお願いします。 目次(INDEX) Excel関数 INDEX 関数講座番号内部 ... 続きを見る
Excel関数目次(INDEX)
[FIND] 関数 (ファインド)
関数式
=FIND(検索文字列,対象,開始位置)
・検索文字列:検索したい特性の文字列を指定します。文字列を指定する場合は、「""」でくくる必要があります。※ワイルドカードは使用不可
・対象:[検索文字列]が含まれる文字列が入力されたセル、または文字列を指定します。
・開始位置:文字の検索を始める位置を指定します。先頭文字から探す場合は省略可能です。開始位置に1未満の数値を指定すると、エラー値#VALUE!が返されます。
FIND関数は、指定した検索文字列を他の文字列の中で検索し、その検索文字列が始めに現れる位置を左から数えた位置で返します。
大文字と小文字も区別します。(「A」で検索した場合、「a」では検索されません) また全角と半角も区別されるため、文字はASC関数やJIS関数を使用して統一するようにしておきましょう。
[SEARCH] 関数 (サーチ)
関数式
=SEARCH(検索文字列,対象,開始位置)
・検索文字列:検索したい特性の文字列を指定します。文字列を指定する場合は、「""」でくくる必要があります。※ワイルドカードは使用可能
・対象:[検索文字列]が含まれる文字列が入力されたセル、または文字列を指定します。検索文字列が含まれていない場合、エラー値#VALUE!が返されます。
・開始位置:文字の検索を始める位置を指定します。先頭文字から探す場合は省略可能です。開始位置に1未満の数値を指定すると、エラー値#VALUE!が返されます。
SEARCH関数は、指定した検索文字列を他の文字列の中で検索し、その検索文字列が始めに現れる位置を左から数えた位置で返します。
大文字と小文字を区別しません。(「A」で検索した場合、「A」「a」の両方ともHITします。その場合は最初にHITした方の位置を返します。) また全角と半角も区別されるため、文字はASC関数やJIS関数を使用して統一するようにしておきましょう。
[FIND]と[SEARCH] 関数の違い
結論として、FIND関数もSEARCH関数も似たような機能であり、検索対象が全て日本語(漢字、ひらがな、カタカナ)や数字であれば、どちらの関数を使用しても構いません。SEARCHの方が文字が長い分入力が少し手間ですが・・・・
検索対象が英字の場合は、英字の大文字と小文字を分けて検索する場合はFIND関数、特に分ける必要がない場合はSEARCH関数を使用します。ワイルドカードを使用したい場合もSEARCH関数を使用します。