仕事でも使うことが多い『Microsoft Excel』(以下Excel、エクセル)の機能の1つであるExcel関数を説明していきます。 仕事の改善や個人的な知識向上に役立ててください(^o^) 第4回目の今回は検索/行列関数である ・【VLOOKUP】関数 の説明をしていきますので、よろしくお願いします。
↓これまでのExcel関数に関する講座は下記インデックスからご覧ください↓ 目次 Excel関数の項目が増えてきたので、リンクに飛ぶような目次(INDEX)を作りました。 随時更新していくので、よろしくお願いします。 目次(INDEX) Excel関数 INDEX 関数講座番号内部 ... 続きを見る
Excel関数目次(INDEX)
書式:=VLOOKUP(検索値,範囲,列番号,検索の型) (ブイルックアップ)
[範囲]の中から[検索値]を探し、それと同じ位置にあるデータを返す関数です。抽出されるデータは、[列番号]で指定した列から抽出されます。
また検索の方法は上から下に縦方向になりますので、複数同じ検索値がある場合は一番上のものが抽出されます。
[検索値]は[範囲]内の一番左の列から検索されます。もしデータが列の中から見つからない場合は、エラー値[#N/A]が戻されます。
[#N/A]:計算や処理の対象となるデータがない。または正しい結果が得られない場合のエラー
[検索の型]はTRUE or 1(近似一致) とFALSE or 0(完全一致)が有ります。なおTRUE or 1の場合は省略可能です。
それでは具体例を下記に記載します。
D4セルに入っている関数を例として説明します。
=VLOOKUP(C4,$F$3:$H$9,3,TRUE)
C4セルを検索値として、F3セルからH9セルまでの範囲内で、C4セルの近似値となるF列のセルを起点として、F列を含めて3列目(F列から2つ右のH列)の値を抽出するという意味
なお近時一致の場合、検索値を超えないものを近似値として判定されます。
例えば、B店の売り上げは799999円で、A評価の800000円に近いのにB判定になっています。
基本的に検索する箇所は固定エリアになるので、絶対参照としておくといいです。
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【エクセルの基礎勉強】#3 相対参照/絶対参照について【初心者向け】
こんにちは。サブローです。 仕事でも使うことが多い『Microsoft Excel』(以下Excel、エクセルについて、基本的な説明をしていきます。 今回は【相対参照】【絶対参照】について説明します。 ...
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D18セルに入っている関数を例として説明します。
=VLOOKUP(C18,$F$17:$G$24,3,FALSE)
C18セルを検索値として、F17セルからG24セルまでの範囲内で、C18セルと一致となるF列のセルを起点として、F列を含めて2列目(F列から1つ右のG列)の値を抽出するという意味