こんにちは。サブローです。
仕事でも使うことが多い『Microsoft Excel』(以下Excel、エクセルについて、基本的な説明をしていきます。
今回は【相対参照】【絶対参照】について説明します。
【相対参照】
数式や関数を他のセルにコピーしたときに、参照するセルがコピー先のセルに合わせて変わる参照方法です。
【絶対参照】
セルの数式を他のセルにコピーしたときにも参照先のセルが変わらない参照方法です。
セルの列、行番号の各々の前に『$』マークを付けます。$の取付場所により固定部分が変わります。
A1 →固定無
A$1 →行のみ固定(1行目)
$A1 →列のみ固定(A列)
$A$1 →行列固定(A1セル)
ちなみに『$』は手入力しなくても、Windowsであれば、F4キーを押すことで$マークがつきます。
=A1の場合、”="と"A"の間にカーソルをもっていって、F4キーを押すと下記のように変換されます。
=$A$1 → =A$1 → =$A1 → =A1 → =$A$1 → =A$1 ・・・・
※結果に表示される『#DIV/0!』は、空欄や0で除算(割算)(division)したときに表示されるエラーです。今回は参照セルがずれてしまったことにより、分母となる数字が空欄部となったため、エラーとなっています。
[参考] オートフィル機能
セルをコピーする際にオートフィルの機能を使用すると便利です。
オートフィルとは、セルの内容を隣接したセルにコピーする機能です。セルを選択したときにセルの右下に緑の小さい■の形が表示されます。これを『フィルハンドル』といい、これをドラッグしただけでセルの内容がドラッグしたセルまでコピーされます。